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eブランド企業の場合

eブランド企業の場合には、いまだ歴史が浅いこともあって鮮度維持への取り組みも一部の企業において緒についたばかりという状況のようですが、ブランド価値の継続的維持・向上が今後の重要なテーマの一つになっていくことには違いありません。第三フェーズがeブランドの保全です。ブランドの保全の究極目的とは、顧客から見たときの当該ブランドにかかる一貫性を維持することです。そのためには、偽ブランドや紛らわしい類似ブランドの出現を阻止するためのリスクマネジメント体制づくりが不可欠です。と同時に、こうした社外向けのブランド保全への取り組みだけでなく、ブランドに関する発信メッセージの一貫性を担保するための社内に向けた統一化戦略が必須となります。日立製作所のブランド了不ジメントにおける基本思想は、「HITACHIブランドの理念を社員が理解・共有することにより、一貫した企業活動を継続的に行い、田HITACHIブランドに対して絆を持っていただけるお客様を獲得、(2)市場競争優位を築き、高収益体質とブランド価値向上を獲得、(有)社員にHITACHIブランドのもとで働く誇りをもたらすこと」(「日立ニュースリリース」二〇〇〇年四月十九日)と掲げています。顧客から見たときのブランドとしての一貫性を確保するにあたっては、顧客にそのブランドを付した商品・サービスを提供する社員がブランドにこめられた約束をきちっと理解してその提供価値に合った行動をとることが極めて重要なのです。